シダンゴ山へ

2018.11.18 この日は二人家でゆったり過ごす予定だったのだが、急に思い立ち、山の雑誌を手に取った。どこか近場で良さそうな山はないか。そこで目に入ったのが「シダンゴ山」だった。いいね!二人の意見が合ったところでいざ出発。時計を見るともう10時だった。ここから弾丸登山が始まった。
高速も空いており順調に進み、11時過ぎに寄(やどりき)自然休養村の駐車場に到着した。早々と登山の準備を済ませ、歩き始めた。民家を抜け、徐々に坂が急になってきて、私はもうすでに疲れていた。早っ。始めの10分でその日の体調がわかるというが、私はもう5分ぐらいで足が痛くなっており、無理かなと思っていた。また甘っちょろい考えが私の心を揺さぶる。「あー、つらい。。。」
「もうちょっと行けば緩やかな道になるかな。」そんな気持ちで少しモチベーションを上げながら進み、なんとか登山道まで行きつけた。
さあ、ここからか。前には小さい子供を連れた親子が歩いていた。あんな小さな子でも頑張ってるんだもんね。私も行けるはず!荒んだ心に鞭を打ち、前へ進むことにした。
どんな山も簡単に登れる山などない。
今回もそう思い知らされた旅となった。
まだか。まだかと。先の見えない道にやはり何度も心が折れそうになったが、もう目の前の道を一歩一歩進むしかない。
進んだ先には必ず頂きがあると信じるしかない。わかっていてもやはり先が気になる。ついつい上を見てしまう。永遠に続きそうな坂を見てはげんなりしてしまう。上に来れば来るほど標識の山頂までの時間があまり縮まらず、それもまた辛い。

主人は横で黙々と登っている。弱音を吐き続ける私にきっと嫌気が差したに違いない。

なんとか山頂らしき道に出た。
おっ!いよいよか!
私は途端に調子が良くなっていた。(いつもこのパターン。自分でもほんといやになります…)
山頂は360°見渡せ、景色を堪能しながらのカップラーメンは最高だった。そして今回はミニフライパンでの調理も試みました。美味しかった。
今回もまた自分のメンタルとの戦いでしたが、ちょっとは自信がついてきたかな。と今となってはそう感じるお調子者の私なのでありました。

     
シダンゴ山山頂

Ayako's Cooking @シダンゴ山

サバトマト缶deリゾット

     
シダンゴ山クッキング